DeFiって稼げるって聞いたけど難しそう。。。
そもそもDeFiってなに??
そんな疑問をもっている・DeFiを始めてみたい!という人に向けて書きました。
この記事では、DeFiの基礎知識から始め方まで一通り網羅した知識を画像つきでわかりやすく書いています。
記事を読み終わったころには下記の知識がついているはず!
- DeFiの基礎知識・リスクや危険性がわかる。
- DeFiの稼ぎ方・稼げる理由がわかる。
- DeFiの始め方がわかる。
DeFiとは?
銀行なしで金融取引ができる(銀行の役割をプログラムが自動化)仕組みです。
ちなみにDecentralized Finance(分散金融)の略称です。
ブロックチェーンという、世界中のコンピュータが分散的に管理しているネットワーク上に存在しています。
ブロックチェーンは分散管理のため改ざんができず透明性があり、さらに銀行のような中央の管理者を不要にすることができる革命的な技術です。
これによってこれまで銀行が行っていたことを銀行なしで各々ができるようになりました。
- 自由に通貨を貸し出すことができ、さらに銀行ではありえない利回りで運用できる。
- 別の通貨同士でも手数料など格安ですぐに変換できる。
こういったメリットがあります。
DeFiのプロジェクトは各ブロックチェーンにいろいろな種類があります。
DeBankというサイトからどういったDeFiがあるのか確認できます。
DeFiって稼げるの??
銀行のような中央管理者を不要とし、全てがアルゴリズムによって分散型で管理されているため、
仲介手数料などを排除しその分利益率が大きくなります。
こういった分散取引のことをDEX(Decentralized Exchange)と言い、稼ぎ方は3種類あります。
レンディング
DEX上にお金を預けてその金利を得る方法。
たとえばわたしが銀行口座に100万円預金しているとします。
銀行はその口座の100万円を自由に使ったり動かしたりしますよね?
しかし預金しているわたしにはその利回りほぼ0円です。いわば他人のお金を使って利回りを得るビジネスモデルが銀行。
しかし、DEXは分散取引所なので銀行のような仲介者は存在しません。
100万円を預けておいて、金利をダイレクトで受け取れる。という感じです。
イールドファーミング
DEXやレンディングなどのDeFiサービスに自分の仮想通貨を貸し出し、流動性を提供することで取引手数料を得る方法。
中央集権で明確な管理者・運営者が存在する場合は、その運営者によって流動性が保たれていますが、
DEXのような分散取引では流動性を保つ運営者がいないため、仮想通貨保有者それぞれがプールに通貨を入れておくことで流動性を保ちます。
流動性を提供すると、そのプラットフォームから手数料+おまけとしてガバナンストークンが発行されます。
高い利回りの一番の理由はこのガバナンストークン。そのサービスが人気であればあるほど、ガバナンストークンの価値は上がります。
手数料をもらい、ガバナンストークンをもらい、そのプラットフォームが成長すればするほどガバナンストークンの価値が上がっていく。
そして今回この記事でDeFiの始め方を解説するのはこのイールドファーミングです。
ステーキング
仮想通貨を長期的に保有することでブロックチェーンネットワークの運用に貢献し、利回りを得る方法。
仮想通貨の機能を維持するためにはブロックを生成し続ける必要があり、その生成されたブロックの承認者が報酬を受け取ります。
この行為をステーキングといい、その報酬は仮想通貨を保有している期間や量によって左右されます。
この関係性のもとに新規発行量を増やし、仮想通貨自体の価値を上げます。
DeFiのリスクや危険性
DeFiのリスクや危険性は、もちろんあります。
DeFiはプログラムで動いています。そしてそのプログラムのコードは人間が書いています。
どんなに完璧なコードが完成したと思ってもさらに頭がいい人などがプログラムの穴を見つけてしまうと、そこから膨大な金額が抜かれてしまう可能性も十分にあります。
ハッキングの事例はたくさんあります。。。
うまい話には裏があるとはこのこと。リスクマネジメントはしっかりと。
DeFiに全財産を投資!とか極端な選択はせずに、失ってもダメージが少ない額で始めましょう。
DeFiの始め方
初めてDeFiを使ってみるという初心者のかたはまずBSC(バイナンススマートチェーン)のパンケーキスワップをおすすめします。
海外の仮想通貨取引所であるバイナンスに口座を作らないといけないというちょっとしたハードル(言ってもめちゃ簡単)はありますが、
パンケーキスワップには初心者におすすめの理由があります。
- BSCは処理速度が速い。(イーサリアムチェーンだと処理に数時間かかったりする。)
- サイトが見やすい。
- 日本語に対応している。(DeFiプロジェクトで日本語対応してるものが極端に少ない。)
- 他のプロジェクトも仕組みは同じなので入り口として最適。
DeFiの領域は詐欺などが多い。グーグル検索ではなく、しっかりURLを確認するか信用できるサイトから飛ぶようにしましょう。
DeFiを始める準備
パンケーキスワップ実践3ステップ其の一:ファームからすきな通貨の組み合わせ(プール)を選択
さっそく実践に入っていきますがその前にメタマスクと接続しましょう。
- 言語を日本語に変えておきましょう。
- 右上の【Connect Wallet】を押すとウォレット接続画面が表示されます。
メタマスクを選択。これだけで接続は完了です。トップページに戻ります。
続いて画面左上【獲得】から【ファーム】のページに移動します。
通貨の組み合わせ(プール)のリストが表示されます。
年率の欄を見てみましょう。普通に銀行に預けているとありえない利回りですね。
もちろん「うまい話には裏がある」というように、年率が高いほど通貨が安定していない=リスクが高い。といえます。
そもそもDeFi自体にもリスクはありますが、今回はわりと安定している通貨の組み合わせ「BUSD-BNB」のプールを選びます。
ちなみに「BUSD」=バイナンスが発行しているUSドルにもとづいた通貨。で、
「BNB」=バイナンスが発行する通貨。となります。
年率18%。単純計算で100万円預けると1年で18万円増えるということです。
パンケーキスワップ実践3ステップ其の二:選んだ組合せの通貨を1:1の状態にして、流動性の追加
さて、預けるプールを選びました。
プールには対になる通貨を1:1の割合で入れないといけません。
準備段階でBNBはメタマスクの中に入っていますが、BUSDは持っていません。
そこで通貨のスワップが必要になります。
トップページ左上【トレード】から【通貨の交換】ページへ。
すると下記画面になります。
- BNB残高が0.19なので、1/2=0.094を入力。
- BUSDが自動的に0.094BNBと同価格分入力されます。【スワップ】をクリック。
スワップが確定しました。【終了】でポップアップを閉じちゃって大丈夫です。
続いて、流動性を追加していきましょう。
ファームからBUSD-BNBプールの【BUSD-BNB LPを所得】をクリック。
残高のロードに少し時間がかかるかもしれませんが、プールに入れる通貨の数量を入力して【BUSDを有効にする】クリック。
メタマスクの承認画面が何度か立ち上がりますが、全て承認でOK
有効になったら【供給】ボタンが表示されるのでクリック。
確認が多いですが、それだけミスる確率も多いことを示しているととらえましょう。
【供給の確定】をクリック。
これで流動性の追加が完了しました。
トップページに戻り【トレード】から【流動性】ページに移動すると自分の流動性が確認できます。
無事に追加できてますね!流動性のLPトークンというものができました。
パンケーキスワップ実践3ステップ其の三:ファームを有効化して預ける
そして、追加した流動性のLPトークンを預けることで利回りを貰えるという仕組みになっています。
ファームのページに移動します。
ファームを有効化していきます。メタマスクの承認あり。数分まちます。
そうすると【LPをステーキング】というボタンにかわりますのでクリック。
利回りを得るためにステーキング(預ける)するので、基本【最大】でステーキング。【確定】クリック。
これで完了しました。CAKE獲得の項目が今0.00ですが、放置しておくとこれが年間18%くらいで増えていきます。
増えてきたら【収穫】ボタンクリックすると、お金を取り出せます。
まとめ
DeFiはハイリスク・ハイリターンの投資です。
これから先お金の自由度が増し、仮想通貨が世の中に浸透していくのにつれてDeFiも伸びていくでしょう。
まだ始めていないよ!って人はまずコインチェック・ビットフライヤーあたりで口座解説するところから始めてみてはいかがでしょうか。
参考にした資料として、マナブさんのDeFi完全セミナーがものすごくわかりやすいです。
※2022年4月20日から旧バージョンから新バージョンへ移行
パンケーキスワップでファーミングを行なっている人
2022年4月20日から
新バージョンへ移行手続きをしないと、旧バージョンからの報酬がもらえなくなってしまいます