みなさん次世代のブラウザ「Brave」はご存知ですか??
知ってる人は情報感度ものすごく高いです。いきなりですがここで世界のWebブラウザシェア率を見てみましょう。
圧倒的シェア率GoogleChrome。Braveはここに表示すらされていません。
かくいうわたしも長きに渡りGoogleChromeを使用していました。
しかし、Braveの圧倒的な利便性に惹かれ(少し疑いの気持ちあり)実験的に使用してみました。
この記事ではBraveの利便性や、安全なのか?など実際に使用したレビューを書いていきます。
結論から言うと、Braveは・・・・めちゃくちゃ良いです。
この記事でわかること
- Braveのメリット・デメリット
- 既存のブラウザとの比較
- Braveの安全性がわかる
- Braveで稼げるのか?仮想通貨もらえるのか?
- Brave搭載ウォレットとメタマスクとの比較
- その他
次世代ブラウザBraveとは?
Braveは無料のオープンソースのウェブブラウザで、Chromiumというコードベースの上に構築しています。
従来のブラウザ(Google Chromeなど)は広告革命ともいわれており、ユーザーの行動をトラッキングにより追跡し、
そのユーザーにより特化した広告を出すことができる反面、個人情報が隠しウェブサイトによるトラッキングから広告主に流されている。
というプライバシー的な問題も孕んでいます。
Braveは、従来のような広告をクリックするように誘導するのではなく、あなたが訪れたサイトの注目度を匿名で計算します。
トラッキングをブロックし、プライバシー保護に特化して匿名性を高め個人情報が抜き取られないような設計になっていて、
ユーザーに重きを置いた、いわばWeb3ブラウザということができます。
Chromiumとは
Googleによって開発とメンテナンスが行われている無料のオープンソースコードベース。
Google Chromeの開発版です。
Microsoft Edge、sumsung internetなど他の多数のブラウザにも採用されている。
Braveブラウザを使うメリット
広告やトラッカーをデフォルトでブロックする「Brave Shields」
BraveではすべてのWebページの広告やトラッカーをデフォルトでブロックします。
プライバシー保護やセキュリティ面での機能も充実しているので、フィッシング詐欺やマルウェア・悪質な広告もデフォルトでブロックしてくれます。
つまり、YouTubeなどの広告もデフォルトでブロックするので
課金なし広告なしでYouTubeを見ることが可能になります。
サイトの表示スピードが上がる。バッテリーの節約。
まずはこちらをご覧ください。
広告がデフォルトでブロックされている。ということは訪れるページに余計なものが表示されないということです。
広告とかって動いたり、画像が大きかったりしますよね?つまりその分処理に時間がかかっているということ。
そういったものの処理が必要なくなる分、ページの読み込みが早くなる・バッテリーの節約につながります。
課金なしでYouTubeなどの動画をバックグラウンド再生・オフライン再生ができる「Brave Playlist」
NetFlixなどのデジタル著作権管理がされているものはできませんが、YouTubeなどオープンウェブ仕様のものに関しては、
ほとんどのコンテンツの1タップでBrave Playlistに追加。
そしてバックグラウンド再生・オフライン再生が可能です。DLしたものを他のデバイスに移すのは不可。
もちろん課金なしです。YouTubeプレミアム殺しとも言えますね。
ブラウザを使っているだけで仮想通貨がもらえるシステム「Brave Rewards」
ブラウザを使用しているだけで仮想通貨BATをもらうことができます。
なにそれ怪しい。と思った人。
わたしも思いましたが心配いりません。詳しくは後述で説明します。
Braveブラウザを使うデメリット
やはりGoogle Chromeを使い慣れているひとからすると検索エンジンがいまいちみたいです。。。
わたしが使用している段階では特にChromeと検索結果に違いは出なかったですが、Twitterでみるとこういった例もありました。
Braveを実際に使用してみた感想・比較・評判
広告へのストレスがなくなったり、仮想通貨がもらえたえり、無料でYouTubeプレミアムと同様の機能が使えたりなど、
Braveに移行するメリットは多々ありますが、Chromeの方が拡張機能などを揃えるChromeウェブストアとの連携は密になりますし、
Appleサービスとの連携はもちろんSafariの方が優れています。
わたしの実際の使用例としては、プライベートの検索やYoutubeの再生などはBrave
本業の会社PCではGoogle Chrome
iPhoneではSafari。
と、このように使い分けています。
気に入ったブラウザをひとつだけ使うよりもとりあえず使ってみて自分の使い方を探ってみてください。
ブラウザの初期設定・移行など
Braveがすごく良いことはわかったけど。。
でも今まで使ってたブラウザにお気に入りもたくさん登録してるし。
拡張機能とか使い勝手とかetc....
その気持ちすごくわかります。
わたしも長年GoogleGhromeを使用してきたので、Googleアカウントとの紐付けやお気に入り登録。
さらにはChromeに入れてる拡張機能とか含め、移行する手間を考えるとChromeから変える方がデメリットだと思っていました。
しかし、いざBraveを使ってみるとGoogle Chromeからの同期・インポートが秒で終わりました。
ブックマークも保存パスワードも全部そのまんま移行完了。
その辺の心配は不要でした。
GoogleChromeやSafariとの比較
Brave公式によるプライバシーやセキュリティによる比較ではすべてのブラウザよりも優れています。
Google Chrome
Chromeで利用できるほとんどすべての機能がBraveでも利用できます。
それに加えてプライバシー保護や広告ブロックの機能を備えており、
余計な広告が表示されない分読み込みスピードがChromeよりも3倍早く、さらにバッテリーの持ちが1時間長い
Chromeのトラッキングが嫌だ。という人はBraveへの移行を考えてみてください。
Safari
日本人はiPhoneユーザーが多いのでApple独自のブラウザであるSafariとの比較は気になるところですね。
Braveはセキュリティや広告ブロックの面に関してはSafariより優れていると言えますが、Apple製品やAppleの他のサービスとの連携に関してはもちろんApple独自のブラウザであるSafariの方が適しています。
AppleユーザーはApple製品やサービスで固めたいApple信者が多いですよね?(わたしもそうですw)
そういったユーザーにとってはSafariのほうがいいでしょう。
Braveは本当に安全?危険性を解説
実際に使用している上でも、リサーチしている上でも危険性は特に見つかりません。
GoogleやFacebookなどがインターネットの覇者として君臨する近年、それらの企業にユーザの個人情報が集約されていて
プライバシーの面で物議をかもすようになってきました。
そういった面も含めて、公式では「現在市場で最も安全なブラウザです」といっています。
「プライバシー重視の次世代ブラウザ」として支持を集めているBraveブラウザですが、
アドレスバーでの直接検索において勝手にURLがアフィリエイトコードに変換される仕組みが埋め込まれていて問題になりました。
ページ内リンクを書き換えるものではなく、アフィリエイトコードを自動で追加するだけなのでユーザーにとくにデメリットがあるわけではないが、SNS上でBraveはポリシーに反しているのでは?と炎上しました。
Braveブラウザで稼げるって本当?→使ってるだけで仮想通貨もらえます。
無料で使うだけなのに稼げるってまじ?
ぜったい怪しいやつじゃん。
怪しいと思うのも当然ですが、仕組みを理解したら納得すると思います。
Braveはプライバシー保護された広告を通じて得た収益の70%をユーザーにBrave Rewards として還元しています。
簡単に言うと、デフォルトでブロックしている広告を「しょうがないから見てやるよ」とこちらで設定することで
広告収入の一部を報酬として仮想通貨BAT(Basic Attention Token)でもらうことができます。
しかも「見てやるよ」設定した広告にもプライバシー保護されています。
ちなみに、ブラウザを使用しているだけなのでもちろんもらえる額は少ないです。
日常的に使用する一般的なユーザーの場合、1ヶ月で5ドル(550円ほど)の収入を期待できる。としています。
今ならBAT5万円分もらえるキャンペーン中
2022年3月21日まで、
BitFlyer取引口座とBraveブラウザを連携して仮想通貨を購入すると、最大5万円相当のBAT仮想通貨プレゼントキャンペーンやっています。
Brave搭載ウォレットとMetamaskはどっちがいいの?
NFTやDeFiを触る時にはデジタルウォレットが必要ですよね。基本的にはMetaMaskを使っている人が多いと思ます。
MetaMaskやその他のデジタルウォレットはブラウザの拡張機能であることに対し、Braveはブラウザ自体にウォレットかデフォルトで組み込まれいます。
ブラウザ搭載ウォレットの特徴
MetaMaskなどの拡張機能と比べてCPUリソースの占有量が少なく、フィッシングやNFTを盗もうとする試みを受けにくい。
さらにMetaMaskなどの拡張機能では公式によく似せた詐欺サイトに誘導されて資産を盗られてしまうといったことも頻繁に起きてしまいます。
URLをしっかり確認していれば防げる詐欺ですが、こういったことが起こらないためにもデフォルトで搭載しているようです。
セキュリティ面ではBraveウォレットに軍配が上がる。ということですね。
しかし、イーサリアムベースのブロックチェーンにのみ対応なので現在はまだビットコインやその他の仮想通貨の購入ができません。
今後ビットコインなども追加されていく予定ではありますし、NFTなどはイーサリアムベースが基本なので十分使うことは可能ですが
現状、MetaMaskから変更するメリットはまだ感じられないですね。
Braveはスマホでも使用可能?
仮想通貨がもらえる仕組みであるBrave Rewardsに関しては、現在デスクトップのみの対応なので残念ながらスマホでBATはもらえません。
ですが今後対応していくと公式は発言しており、広告ブロックやプライバシー保護・プレイリストに関してはスマホでも対応しているので
広告をなくしたい人はスマホ版もBraveをインストールしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回の記事では次世代Web3ブラウザと言われているBraveを紹介しました。
Braveを使うメリットとしては下記
- YouTubeプレミアムが必要なくなる。
- 広告などが消えてページがすっきりしてみやすくなる。
- 読み込み速度があがる。
- バッテリーの持ちがよくなる。
- プライバシー保護・セキュリティが強固になる。
- 仮想通貨BATが貯まる。
本当に多くのメリットはありますが、もちろんChromeやSafariなど他のブラウザにも優れいる面はありますし、
個人個人で好みもあるでしょう。
とりあえずいったん触ってみて自分なりに比較してみてはいかがでしょうか?
Brave Rewardsでプライベート広告をonにしてるけど表示されない場合
設定は大丈夫なはずなのにいつまでたっても広告表示されない。
BATぜんぜん貯まらない。なんで。
そのような場合はPC側の通知の設定とかで治るらしい。
Brave公式のヘルプセンターのページにどうぞ。